NOTEノート
“人”が主役の片付け——ライフオーガナイズでQOLを高める
SMARTWOKRSのスタッフが保有している資格であるライフオーガナイザー®の考え方のベースとなっている「ライフオーガナイズ」について詳しくご紹介します。
ライフオーガナイズとは? “人”が主役の整理術
「片付けても片付けても、すぐに散らかってしまう」
「物は減らしたはずなのに、暮らしやすさが変わらない」
「収納用品を買ったけれど、逆に物が増えてしまった」
——こんな悩みを抱えた経験はありませんか?

実はその原因の多くは、モノにだけ注目して片付けをしてしまっていることにあります。収納のノウハウやテクニックを学んでも、自分の価値観や暮らし方に合っていなければ、片付けは長続きしません。そこで生まれたのが「ライフオーガナイズ」という考え方です。
日本ライフオーガナイザー協会(JALO)はライフオーガナイズを次のように定義しています。
「ライフオーガナイズとは、思考と空間の整理のプロであるライフオーガナイザー®による片づけの技術や考え方。モノを減らすことから始めるのではなく、その人自身の価値観やライフスタイルに基づき、暮らしを最適化していくことを目的としています。」
(引用元:JALO公式サイト)
誕生の背景
- 1980年代、アメリカで「プロフェッショナル・オーガナイザー」が誕生
- 2008年、日本ライフオーガナイザー協会(JALO)が資格認定プログラムを構築
- 日本版のライフオーガナイザー®資格が誕生し、専門職として広がる
「捨てる片付け」との違い
当時の日本では「モノを減らす」「捨てる片付け」が大きな流行となり、スッキリ暮らすためにはとにかく処分することが正解とされる風潮が強くありました。確かに効果を実感する人もいましたが、
- 思い出の品を手放せない
- 罪悪感が先に立ち、片付けが進まない
- 無理に捨てて後悔してしまう
といった悩みを抱える人も少なくありませんでした。ライフオーガナイズは「捨てる」ことを前提にしません。これが従来の片付けとの大きな違いです。(引用元:JALO公式サイト)
- まずは自分がどう暮らしたいのかを考える
- 思考を整理したうえで、必要なモノを選ぶ
- 自分に合った仕組みをつくる
この流れがあるからこそ、無理なく続けられる片付けが可能になるのです。
JALOの理念とライフオーガナイズの特徴
ライフオーガナイズの根底には、JALOが掲げる理念があります。
「もっと楽に、もっと生きやすく」
(引用元:JALO公式サイト|Our Mission)
片付けや収納の目的は部屋を整えることではなく、その人自身の暮らしやすさ、生きやすさを実現することにあります。

ライフオーガナイズの特徴
- 思考の整理から始める
→「自分や家族がどんな暮らしをしたいか」を明確にする。 - 価値観やライフスタイルを尊重する
→几帳面な人とざっくり型の人では最適解が違う。 - 仕組みづくりを重視する
→一度整えば自然に続けられ、リバウンドしにくい。 - 正解はひとつではない
→「誰かのやり方」ではなく「自分に合った方法」を見つける。
「片づけは、誰かにとっての“正しいやり方”を真似してもうまくいかないことがあります。大切なのは、自分や家族に合った方法を見つけることです。」
(引用元:JALO公式サイト|はじめての方へ)
ライフオーガナイズは“人を主役にした片付け”であり、暮らし方そのものをデザインするアプローチなのです。
実生活でのライフオーガナイズの効果
ライフオーガナイズを取り入れると、空間が整うだけでなく、暮らしそのものが変わります。
家庭での効果
- 探し物が減り、時間にゆとりができる
- 無駄な買い物が減り、家計が安定する
- 部屋が整い、気持ちが落ち着く
- 家族でルールを共有することで、コミュニケーションがスムーズになる
職場や学びの場での効果
- 整った環境が集中力を高める
- 作業効率が上がり、成果に直結する
- 共通ルールがあることでチームの協働がしやすくなる
これはまさに「暮らしの体質改善」。片付けを通じて、生活の質(QOL)が確実に高まるのです。

SMARTWORKSスタッフが語るライフオーガナイズ体験
SMARTWORKSのスタッフは全員がライフオーガナイザー1級資格を取得しています。さらに、ライフオーガナイザー歴10年以上のベテランも多数在籍しています。学びを通じて自分の片付けの癖に気づき、暮らしや仕事を改善してきたスタッフはこう語ります。
- 「私は“出しっぱなし”が多いタイプでしたが、利き脳を知って“ざっくり収納”に変えたらストレスが減りました。」
- 「片付けが苦手なのではなく、合わない方法を続けていただけでした。学びを通じて“私は苦手ではなかった”と気づけました。」
- 「利き脳に関しては家族とのコミュニケーションやスタッフ間のコミュニケーションにもとても役立っています。人により合う方法が違うと知れたのは大きな収穫でした」
- 「自分が理想とする空間が明確になりました。整った収納があるとインテリアも映え、毎日帰宅するのが楽しみになりました。」
また、スタッフの中には日本ライフオーガナイザー協会の認定講師として活動し、ライフオーガナイズを広く伝える役割を担っている者もいます。資格保持者であり、実践者であり、教育者でもあるスタッフの存在は、ライフオーガナイズの確かさと再現性を裏付けています。

事例はこちらより
SMARTWORKSでは、個人宅はもちろん、店舗やオフィスなど幅広い現場でライフオーガナイズを取り入れた収納プランニングを実践しています。具体的な事例は、こちらより写真とともにご紹介しています。
ライフオーガナイズで「片付け」を「生きやすさ」へ変える
ライフオーガナイズは、「モノ」ではなく「人」を主役にした片付け術です。思考を整理し、自分や家族の価値観に合った収納プランニングを行うことで、無理なく続く片付けが実現し、暮らしの質は格段に高まります。
SMARTWORKSはライフオーガナイザー®資格を持つスタッフが、ライフオーガナイズを自らの暮らしで実践し、その効果を体感しているからこそ、自信を持ってお伝えできるのです。家庭にも職場にも応用できる仕組みをつくり、暮らしやすさに直結する収納空間を叶えます。
ご相談・ご依頼は SMARTWORKS公式サイト からどうぞ。